体験型LARP普及団体CLOSSとは

 

体験型LARP普及団体CLOSSは海外で大きな広がりを見せるLARP(Live Action Role Playing)の手法を取り入れながら、 様々な形でのコンテンツを提供していく活動団体です。

CLOSSの名前は、 Create LARP Organization Synergy Support(クリエイト・ラープ・オーガニゼーション・シナジー・サポート) から頭文字1文字を取っています。この言葉には、 LARPを作り出す(LARP Create)団体(Organization)を、相乗効果で発展(Synergy)、サポート(Support)する、 という意味が込められています。

LARPとは?

 

LARP(Live Action Role Playing)は、実際に特殊状況に身を置いて体感し、 自己判断で行動しつつ望ましい結果を導き出すという、ひとつの「イベント」です。

会社でお客様役と営業役となって、クレーム等のケースを演じ、 対処法を学ぶ「ロールプレイ」が昨今認知されつつありますが、 それをさらに拡大して、役割を持つ人間を様々に配置し、 擬似的な特殊状況を体験していくと解釈すれば解りやすいでしょう。

LARPにはルールのあるゲーム的なもの(LARPゲーム)と、 学術的な見地に基づき行われるもの(学術的LARP)が存在します。

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「五感で体感する」リアル

 

LARPでは、「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」「嗅覚」…… 『五感』で体感することで、仮想世界でありながら、リアルな世界が広がります。

扉の奥に耳を澄ますと、怪物の唸り声。遠くから聞える、人の内緒話。 暗闇の中の探索。与えられた視覚情報からの推理。 時には、カップケーキを実際に食べて、その味わいから物語が発展することも?

日々の生活に密接に関わるからこそ体感できる、五感の新しい体験。 それこそが、LARPなのです。

LARPを定義する4つの事柄

 

CLOSSの活動における「LARP」の定義は、以下の4点です。

  1. 参加者全員が主体的に関わり、体験を作り上げる体験型の催しである
  2. その開催イベント上、主催者が設定した状況に基づき、参加者にロールプレイングが求められている
  3. 状況の行方に対して、参加者が開催イベントの規則に基づき、影響を及ぼす事ができる
  4. 参加者が『今、自分は LARPをしている』という意識を持って参加している

これらを基に、CLOSSはLARPに関する活動を行っていきます。

海外で大流行している、国内では全く新しい概念

 

北欧を発祥とし、今や北米・南米に至るまで、数多くの国がLARPを経験しつつあります。 それは、子供たちを中心とし、教育に目を向けたものや、 犯罪者たちを対象として擬似体験をし合い、被害者の気持ちを考えるもの、 純粋に大規模なゲームとして楽しむもの。その形は実に様々です。

日本にも限定的ではありますが、LARPまたはLARPゲームに近いものが存在します。 それが、サバイバルゲームや、メイド喫茶、避難訓練、救命訓練、体感型ゲーム ……もっと端的に言ってしまえば、幼い頃にやっていた「おままごと」も近いでしょう。

日本では定義が確立されていない、それほどまでに新しい概念。 それこそが、「LARP」なのです。

国内で長期間経験を積んだ日本人がサポート

 

CLOSSのメンバーは全員日本人です。国内で3年以上LARPゲームをサークルとして運営し、 毎月LARPゲームを行った実績をもとに、ノウハウを積んだスタッフは、 日本人ならではの思考、概念に基づき、 日本人に合った「和製」LARPゲームをこの世に多く生み出してきました。

それらのノウハウをLARPを取り入れて活動したい方に役立てたい。そして、日本中でLARPが行われる未来を創造したい。そうした想いの熱量を推進剤にして、LARPサークルやイベントのサポートをいたします。

また、ゲームとしてのLARPの枠に留まらず、様々なLARPに向けて活動したいと考えています。 子ども達の情操教育、起業家の気付きの訓練、 TRPGイベントから派生した新しいアナログゲームとしてのコラボイベント等、 様々な機会にLARPという新たな価値を提案いたします。