まず、本文を読む前に、画面の前のアナタには、筆者が男性でありLARPと一言に言ってもそのイベントを企画する団体は数多くある中で「体験型LARP普及団体CLOSS」のイベント内で言われる部分についてしか書かれていない! 繰り返す。これから書かれる記事は、CLOSSのLARPイベントに参加する際にしか参考にならない!
貴金属系アクセサリーを身につけたい場合の注意点
アクセサリーの形状は一体どのような形だろうか?
★チェック項目
- 鋭利な角度のついた突起物が体の外側に向けられてはいないだろうか?
- 特に先端が鋭利になってはいないだろうか?
- 他者とすれ違った時に、引っかからないだろうか?
- ちょっと激しく動いても、壊れない丈夫な構造をしているだろうか?
髪飾りや耳飾りについて
特に注意するべきなのは、髪飾りや耳飾りだろう。
耳飾りの場合、体の線に沿って飾られている場合は、比較的安全程度が高いと判断できる。
髪飾りも、基本的に体の線に沿っている限りは安全だと判断できる。
この時、気をつけたいのは、それらが強い力によって引っ張られるなどした時、破損が起こりやすい構造か、自身を傷つける要素がないか、といったことだ。LARPの安全管理者は、外側だけではなく、装着者も見る。
外向きに尖っている要素が多いと、申し訳ないが使えない事を言わざるを得なくなるのはご了承いただきたい!
異形頭や角などについて
ナイトメアや鬼を表現するために角をつけたい?
素晴らしい心がけだ。だがチョット待ってくれ。
耳の横に真横に伸びるようにしてつける角はこまるんだ。
あなたが振り向く度に、その角が他人の目に突き刺さらないかどうかをGMとしてはヒヤヒヤしたくない!
せめて、前面や頭上に這うなどの要素を持った角で来てくれ!
ここまで読んでいただくとわかるだろうか?
貴金属の身につける物は、比較的つけている本人の視界の外に出ているものもあるため、つけた自分自身にとっては認識をしない範囲で、他者に接触をしてしまう場合があり得る。
どうしてもつけたい貴金属があった時、それはアナタの視界の中で安全を確認しながらLARPにプレイで持ち込めるだろうか?
大丈夫? そうか、ならば、一時テストはクリアーだ。おめでとう。
二次試験は、「会場でGM」から受けて欲しい。
余程のことがない限りは大丈夫なはずだ。そして、もしNGのものがあったとしても、それで人を傷つけずに済んだ、自分が傷つかずに済んだ。大事なアクセサリーが破損するリスクを減らせた。と前向きに捉えて欲しいのだ。
なぜなら、NGをだしたGM自身の心情としては「つけたいのはすっごくわかるしキャラクター実現をする上では付けてもらっていた方が凄く似合ってるよね! でも、アナタの安全性を最優先にした結果として、NGを出さざるを得なかったんだ。ごめん」と思っているはずだから。
最後に、NGがでたアクセサリーも、みんなとのカメラ撮影の時にはGMに「今だけ特別に付けても良いですか?」と問いかけてみよう。きっと、上手く応じてくれるはずだから。
それでは、良い冒険にあなたが旅立つ一助になりますように。
終わりに
本記事は、2018年LARPアドベントカレンダーの企画の一環として書かせていただきました。企画をしてくださったエビさんに感謝申し上げます。